ほくろと癌の関係性について質問がよくありますので、気になる方のために説明をさせて頂きます。
ほくろが、皮膚がんに変化するという声を聞くことがあります。またそういった質問を受けることもたまにあります。本当はほくろが癌に変わるかどうかは真相は定かではないようです。
ただ皮膚がんとほくろは見た目が似ているので、そのような話しが出回っているようです。
皮膚癌の中に基底細胞癌というものがあり、これは年を増すごとに大きくなっていきます。治療をせずいると、筋肉や骨まで広がってしまう可能性が高いようです。また日光による紫外線が引き金となることがあります。また、火傷なども影響するということなので、ほくろ除去用のもぐさで軽いやけどになった場合に、それが皮膚がんに繋がるという事を心配鵜しているのではないでしょうか。
メラノーマは進行が早く、癌の中でも転移しやすいので、怖いです。
このメラノーマはほくろと間違えやすい癌のひとつです。
リンパや血液に癌細胞が入り込むと、すぐに全身にまで広がってしまいます。皮膚にできるということで安心していてはだめです。やはりどんな癌にも言えますが、早期発見が重要となります。
ほくろに見えるが他のほくろと比べ何か違うのではないか?、新しいほくろができていないか?などを、気にしておきましょう。そうすれば早期発見に繋がり、初期段階に治療をおこなえば、手術でほとんど治ります
このメラノーマの発生率は、黒人、黄色人種に比べると白人のほうが高いそうです。メラノーマが発生する原因は不明とされていますが、こちらも日光(紫外線)が関係しているとの見方があります。やはり統計的には紫外線が強い場所での発生率が高いようです。メラノーマは関係なくしても、本来紫外線は、肌にもよくありませんし、常に対処を心がけて損はないようです。
また皮膚癌自体は、常時、刺激を受けやすい部位にできると言われています。足の裏、手の平などで、靴下、靴、衣服が触れる場所です。外傷を受けたところなども皮膚がんに繋がる場合もあるようです。
ほくろと癌の関係というよりも、ほくろに似た皮膚がんについての解説になってしまいましたが、要するにほくろ除去もぐさにより皮膚がんになるというよりも、初めから皮膚がんとして存在している違和感のあるほくろは常に気にして、ほくろ除去ではなく、皮膚がんとしての対処をしなければいけないという事です。