ほくろの周囲からメスを使用し切除し、ほくろ除去後に縫合する方法のことを指します。
3mmから5mm以上の盛り上がっている状態のほくろは、真皮にまで母斑細胞がありますので、この方法が一番確実と言われており、最終的に採用されるケースが多いようです。この方法であればほくろを取り残すことなく、最後に縫合するので皮膚の再生を待つ必要もありません。
また切除したほくろを病理検査にかけることもできるので、正確な診断も可能となります。
ほくろの外科的治療には、くりぬき巾着(きんちゃく)縫合法、切除縫合法、局所皮弁法の3者があります。
顔のほくろの場合、くりぬき巾着縫合法が最もよく使われます。
これはトレパンという皮膚外科で使われているメスでほくろを切除した後に、傷口の中で細いナイロン糸を使って縫い、傷口をキュッと口をすぼめるように小さい穴にしてしまう方法です。
傷の治りも早く、ニキビ跡や毛穴のように治せ、一直線状に切った傷跡になりません。一方、切除縫合法は、一直線状の傷跡にする方法です。
お顔には自然なシワが多くありますから、傷跡をシワに同化させてしまおうとする方法です。
額のシワ、目尻、目の下、鼻唇溝、顎のラインにあるほくろに適しています。
局所皮弁法は、大きく成長したほくろや黒アザの切除後に周りの皮膚を移動させて治療させる方法です。
外科的手術後のアフターケアとして、抜糸までの間、消毒し清潔に保ちます。約1週間で抜糸します。
抜糸直後には少し傷がひらくことがあります。軟膏処置でだいたい埋まって平らになってきます。
ほくろのあった部分の赤い状態が2~3ヶ月続き、次第にピンク色になり、最終的には肌色ないし白色になります。
抜糸後1週間ぐらい、軟膏を塗り小さなガーゼを付けたテープを貼って傷を保護するようにします。
その後は傷をそっとしておいて刺激をなるべく与えないケアをして下さい。